渡来人が奈良に王朝作るまで 紀元前5世紀ごろから徐々に九州地方に上陸し始めた弥生人は土着の縄文人を吸収しながら東へと勢力を伸ばしました。2世紀頃には、その勢力は関東まで及んだようです。勢力拡大にあたって土着の豪族との小競り合いはあったでしょう…
戦国時代末期に韓非子という天才学者が現れました。始皇帝に密告制度を吹き込んだのも実は彼です。彼は儒家の中では比較的異端に分類される荀子に学びました。儒家の中で孟子は性善説を説いたのに対し、荀子は性悪説をときました。儒家としては、人の良い面…
人間が一皮剥けばチンパンジーである事は、注意深い人なら誰でも知っていると思います。人類は長い時間をかけて着実に進歩してきました。その中でも知性と理性で築き上げた文明は、人類に大きな発展をもたらしました。しかし、その高度な文明も人類の長い歴…
科学の皮を被ったオカルトを教育の場に持ってくるのはおかしい「水からの伝言」という話が随分前に問題になりました。かなり騒がれたのでご存じの方も多いと思いますが、軽く内容に触れますとコップに入った水に罵詈雑言を浴びせ掛けると腐ってしまうが、あ…
近頃ではグローバルに活躍できるプレイヤーがもてはやされているようで、英語に重点を置く企業が多いようです。記憶にある所では、楽天が社内公用語を英語にすると発表したり(いつの話だよ)、ソフトバンクがTOEICで一定件数をクリアした場合にボーナスを10…
大昔の中国には始皇帝という天才がいました。 彼は天才です。なにしろあれだけ乱れていた中国を統一したのですから。 天下統一までに至った要因はいろいろ考えられますが、今回はその一つであろう公務員制度改革を利用した儲け話のお話をしましょう。始皇帝…
織田信長の小姓に森蘭丸という人がいます。か弱い美少年としてボーイズラブ的キャラで第一線級の活躍を続けてきた人ですから、ご存知の方も多いでしょう。今回はこの森蘭丸の話から入りたいと思います。ある日、信長は小姓たちを集めて爪を切らせました。爪…
最高の創造は「何もできないほど何でもできるようにしておく」ことです。 何でもできるのに何もできないとは、どういうことでしょう。 例えば、水とか。 水は様々な用途に使える便利な物質です。飲むだけでなく、洗ったり涼しくしたり破壊したり、使い道に困…
長らく放置してきたけど、ある程度まとまってきたので来月あたりからドカドカ更新すると思う。ちょっとうるさくなるけどご承知のほどを。
過去のツイートを掘り返し、気になったものを再掲載します。 せっかくの鳥人間コンテストだが、ペンギンなので期待にはこたえられそうにありません。 私のイメージキャラクターはペンギン。空を飛べないコンプレックスがあるようです。 臥薪嘗胆って、萌えキ…
過去のツイートを掘り返し、気になったものを再掲載します。 煽られるとすぐ踊るスイーツ(笑)とか言いながら、その踊りやすいスイーツすら踊らせられない悲しい人たち()笑 渾身の煽りも、非モテすら踊らせられなかったという悲しいツイート(笑) イルカ…
感性が鈍くなって、新しいことに刺激を感じなくなってくると、入ってくる情報が減ってきて過去に得た情報がまさってくる。そして、将来を夢見る時間より、今を維持しつつ過去を振り返る時間の方が大きくなってくる。そのとき、人は老害と化す。こうやって老…
過去のツイートを掘り返し、気になったものを再掲載します。 「世界は神が作ったが、○○は俺が作った」○○に入れても恥ずかしくない何かを作ってみたかったな・・・ そんなかっこいいこと言えるほど頑張ってませんでしたがな。 良いことを言ってるのに、最後の…
yasushiのshiは歴史の史。 もちろんyas史は黒歴史そのものだけどな!これまでのyas史は根負けの歴史。飽きっぽく根性がないだけに、新しく何かを始めては途中で投げ出すことの繰り返し。後に残る形で成し遂げられたことなど一つもない!きっとこの日記も続か…
原文 信言不美、美言不信。 善者不辯、辯者不善。知者不博、博者不知。 聖人不積、既以爲人己愈有、既以與人己愈多。 天之道、利而不害。聖人之道、爲而不爭。 訓み下し文 信言(しんげん)は美(び)ならず、美言(びげん)は信(しん)ならず。 善(ぜん)なる者(も…
原文 小國寡民。 使有什伯之器而不用。使民重死而不遠徙。 雖有舟轝、無所乗之、雖有甲兵、無所陳之。 使民復結繩而用之、甘其食、美其服、安其居、樂其俗。 鄰國相望、雞犬之聲相聞、民至老死不相往來。 訓み下し文 小国(しょうこく)寡民(かみん)。 什伯(じ…
原文 和大怨必有餘怨。安可以爲善。 是以聖人、執左契而不責於人。有徳司契、無徳司徹。 天道無親、常與善人。 訓み下し文 大怨(たいえん)を和(わ)すれば必(かなら)ず余怨(よえん)有(あ)り。安(いず)くんぞ以(もっ)て善(ぜん)と為(な)す可(べ)けんや。 是(こ…
原文 天下莫柔弱於水。而攻堅強者、莫之能勝。以其無以易之。 弱之勝強、柔之勝剛、天下莫不知、莫能行。 是以聖人云。 受國之垢、是謂社稷主、受國不祥、是謂天下王。 正言若反。 訓み下し文 天下(てんか)の水(みず)より柔弱(じゅうじゃく)なるは莫(な)し、…
原文 天之道其猶張弓乎。高者抑之、下者擧之。有餘者損之、不足者補之。 天之道損有餘而補不足。人之道則不然、損不足以奉有餘。 孰能有餘以奉天下。唯有道者。 是以聖人、爲而不恃、功成而不處、其不欲見賢。 訓み下し文 天(てん)の道(みち)は其(そ)れ猶(な…
原文 人之生也柔弱、其死也堅強。 萬物草木之生也柔脆、其死也枯槁。 故堅強者死之徒、柔弱者生之徒。 是以兵強則不勝、木強則折。強大処下。柔弱処上。 訓み下し文 人(ひと)の生(う)まるる也(や)柔弱(じゅうじゃく)、其(その)死(し)する也(や)堅強(けんきょ…
原文 民之飢、以其上食税之多。是以飢。 民之難治、以其上之有爲。是以難治。 民之輕死、以其上求生之厚。是以輕死。 夫唯無以生爲者、是賢於貴生。 訓み下し文 民(たみ)の飢(う)うるは、其(その)上(かみ)の税(ぜい)を食(は)むことの多(おお)きを以(もっ)て…
原文 民不畏死、奈何以死懼之。 若使民常畏死、而爲奇者、吾得執而殺之、孰敢。常有司殺者殺。 夫代司殺者殺、是謂代大匠斲。夫代大匠斲者、希有不傷其手矣。 訓み下し文 民(たみ)、死(し)を畏(おそ)れざれば、奈何(いか)んぞ死(し)を以(もっ)て之(これ)を懼…
原文 勇於敢則殺、勇於不敢則活。此兩者或利、或害。 天之所惡、孰知其故。是以聖人猶難之。 天之道不爭而善勝、不言而善應、不召而自來、繟然而善謀。 天網恢恢、疏而不失。 訓み下し文 敢(あ)えてするに勇(ゆう)なれば則(すなわ)ち殺(さつ)、敢(あ)えてせ…
原文 民不畏威、則大威至矣。 無狎其所居、無厭其所生。夫唯不厭、是以不厭。 是以聖人、自知不自見、自愛不自貴。故去彼取此。 訓み下し文 民(たみ)が威(い)を畏(おそ)れざれば、則(すなわ)ち大威(たいい)に至(いた)らん。 其(その)居(お)る所(ところ)を狎(…
原文 知不知上。不知知病。夫唯病病、是以不病。 聖人不病、以其病病。是以不病。 訓み下し文 知(し)りて知(し)らずとするは上(じょう)。知(し)らずして知(し)るとするは病(へい)。夫(そ)れ唯(ただ)病(へい)を病(へい)とするは、是(これ)を以(もっ)て病(へい…
原文 吾言甚易知、甚易行。天下莫能知、莫能行。 言有宗、事有君。夫唯無知、是以不我知。 知我者希、則我者貴。是以聖人、被褐而懷玉。 訓み下し文 吾(わが)言(げん)は甚(はなは)だ知(し)り易(やす)く、甚(はなは)だ行(おこな)い易(やす)し。天下(てんか)能…
原文 用兵有言、吾不敢爲主而爲客、不敢進寸而退尺。 是謂行無行、攘無臂、扔無敵、執無兵。 禍莫大於輕敵、輕敵幾喪吾寳。故抗兵相如、哀者勝矣。 訓み下し文 用兵(ようへい)に言(げん)あり、「吾(われ)敢(あ)えて主(しゅ)と為(な)らずして客(きゃく)と為(…
原文 善爲士者不武。善戰者不怒。善勝敵者不與。善用人者爲之下。 是謂不爭之徳、是謂用人之力、是謂配天、古之極。 訓み下し文 善(よ)く士(し)為(た)る者(もの)は武(ぶ)ならず。善(よ)く戦(たたか)う者(もの)は怒(いか)らず。善(よ)く敵(てき)に勝(か)つ者(…
原文 天下皆謂、我道大似不肖。 夫唯大、故似不肖。若肖、久矣其細矣夫。 我有三寶、持而保之。 一曰、慈。二曰、儉。三曰、不敢爲天下先。 慈故能勇、儉故能廣、不敢爲天下先、故能成器長。 今舎慈且勇、舎儉且廣、舎後且先、死矣。 夫慈、以戰則勝、以守則…
原文 江海所以能爲百谷王者、以其善下之、故能爲百谷王。 是以欲上民、必以言下之、欲先民、必以身後之。 是以聖人、處上而民不重、處前而民不害。 是以天下樂推而不厭。以其不爭、故天下莫能與之爭。 訓み下し文 江海(こうかい)の能(よ)く百谷(ひゃっこく)…